美吉野醸造株式会社

酸の魅力

酸のある酒というとただ単に酸っぱい酒ということではありません。
 
酸っぱい=酸になることが多く一般的に思われるのですが、これは昔から日本酒は、繊細で品のある味わいを表現することが良いとされた時代には、酸度が高いと味の邪魔をして飲みにくく、酸を抑えることでまとまりが取れるという酒造りのイメージが先行しているが故です。
 
しかし、私たちが目指す酒造りは酸を抑える酒造りではなく開放する酒造り。それは、ただ酸度を高めることではなく、酸がでる風土ならそれと向き合えるだけの米の旨味を引き出す醸造スタイルです。
酸=酸っぱい酒ではなく、酸って面白い!酸があってよかった!と言ってもらえるよう、酸と雰囲気のバリエーションを商品ラインナップとした酒造りをおこなっています。

それは今までの酒造りでは語ることのできない、酸と旨みが主張し合う酒とでもいいましょうか。 
酸だけが強いとホントに想像通り酸っぱい酒になります。逆に旨みが強く、酸が少ないと雑味が多い酒になってしまいます。酸にうまく旨味をのせていくことでバランスを調整する。
さらに、山廃であったり、速醸であったり、水もとという製法のもつ酸のニュアンスを纏うことでそれぞれの酒の見え方はより複雑で多様になる。そういう酒造りの設計をしてます。
 
うちの蔵はこの吉野の風土に逆らうことなく寄り添うということで、酸と旨み両方しっかりと醸し出すことが可能になったのです。
これが吉野で日本酒を造り続けていく価値であり財産だと思っています。

美吉野醸造株式会社

吉野の風土に寄り添い、人の心に伝わり、感銘を与え、腑に落ちる酒

  • 飲酒運転は絶対にやめましょう。
  • お酒は20歳になってから。お酒はおいしく適量を。
  • 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。