奈良の地酒蔵 美吉野醸造 「花巴」熟成へのこだわり

調熟させた酸のある酒に勝るものなし

清酒花巴醸造元 美吉野醸造

清酒花巴の味わいを形成する際に切り離せないのが熟成の変化です。

出来たばかりのお酒(新酒)は、香味が若く荒い感じがするものですが、貯蔵して時間が経つにつれ次第に香味が調和し、飲みやすいお酒となっていきます。

この変化を熟成(調熟)といい、お酒のおいしさを引き出す大切な条件のひとつと考えております。

当蔵のほとんどのお酒は、マイナス2℃で低温熟成させることで、香りの劣化を抑えながらじっくりと熟成が進み、「心地よい含み香」「優しい口当たり」「複雑な深い味わい」を生み出しております。

お酒は生まれてからお客様の元へ届くまでの間に、管理次第で良くも悪くもなります。

細心の注意をはらい管理された良い熟成は、お酒に深みと調和が備わり、凄みを感じさせられるお酒に仕上がります。

さらに、上質の「酸」「コク」と「安定した香り」を備えているお酒は、適切な管理の元で長期間の保存に耐えられるため、お客様の好みにあわせた飲み頃を見出すことができます。

「造り手」「売り手」「お客様」の清酒花巴に出合ったすべての方に、いつ飲んでも変わらない美味しさや、お酒の奥深さをお届けしたいと考えております。


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