☆ 杜氏見習い・醸造スタッフ・蔵人(日本酒造り・あまざけの製造)
酒造りは酒屋万流と言われ酒蔵ごとに醸造理念が違います。
数年かけて弊蔵の醸造理念や酒造りを修得していただき、杜氏・蔵人として活躍していただける方を募集しております。
弊社は奈良吉野で、全て契約栽培米を使用し、農業と共に歩む酒造りをしております。また全量酵母無添加で醸すという、全国でも数少ない蔵の一つです。こだわりのお酒をお客様へ届ける為、こだわりのお酒を一緒につくりませんか?
まずは醸造スタッフとして酒造り、甘酒の製造全般に関わっていただきます。その後適性を見て、担当を持ってもらいます。
【主な作業内容】
- 釜係:白米・洗米・浸漬時間・蒸(こしき)・放冷機械・道具類の管理
- 麹係:製麹管理(温度・湿度・時間・操作)・道具類の管理
- 酛係:酛の管理(水麹・温度・日数・成分)・道具類の管理
- 醪係:醪の管理、仕込タンクの管理、上槽の管理
- 詰係:上槽後のお酒の管理、濾過・詰口の管理
- 甘酒製造
- 出荷作業
- 営業事務・広報
【求める人材】
酒造りの経験がない方も歓迎
お酒造りの仕組みを理解するのには時間がかかるかもしれませんが、作業はすぐにでもできる簡単な作業の繰り返しです。「少しの変化に気づく」「変わったことの理由を知りたい」そういった方には酒造りは向いています。また、酒蔵のスタイルはそれぞれ違います。酒造経験があると他の蔵の癖が抜けず苦労することもありますので、初心者の方が技術修得が速いこともあります。
あと、すべてが機械化されているわけではなく、手作業が多く、工程によってはお米など10kg程度の物を運ぶ作業もあるので、ある程度の持久力・体力は必要です。
酒造りに求める能力
- 釜係
米をスコップで掘り出す作業があります。力に自信があり、黙々と仕事に打ち込める方に向いています。奇麗好きで、決まった時間に作業を行うことが好きな方。
- 麹係
蒸あがり・温度や米の状態により作業時間の変更があります。変化に対応して臨機応変に作業を変えて進める対応力が求められます。
- 酛係
発酵の仕組みを理解し、加温・冷却をしながら、成分・香り・味から微生物の繁殖具合を把握し、少しの変化を逃さない毎日変わる状況への対応力が求められます。複数のタンクを同時に管理するため、タンクごとの流れを記憶する記憶力も求められます。
- 醪係
発酵の仕組みを理解し、成分・香り・味から糖化と酵母の発酵具合を把握し、弊蔵の種類ごとの味わいのイメージやコンセプトを理解していることが必要です。
搾りのタイミングは、ギリギリまで変更の可能性がありますので、万が一に備えて数日先の作業を数パターン予測して進める対応力が必要です。
- 詰口係
瓶に充填を行うために、洗瓶・濾過などの計画を綿密に出荷作業と打ち合わせて行う必要があるため、コミュニケーション能力がある程度必要です。また、瓶詰作業は最終工程のため、衛生管理など細心の注意を払って行う必要があり、少し几帳面な性格で妥協なく作業を進める能力が必要です。
作業に共通して求められる能力
- 責任を持って最後まで前向きに業務に取り組める方。
- 衛生管理意識をもって、汚れや不具合があればすぐに改善できる方。
- 酒造りの経験はなくても、体力、根気のある方。
歓迎資格・経験など
- フォークリフト運転免許を取得されている方。
- 酒造り経験や能力により、給与のご相談に応じます。
- パソコンで温度などのデータを打ち込みますので、多少のパソコン操作が必要です。
勤務時間・曜日
- 通常期 8:30~17:30 休憩時間 75分(昼60分、他15分)
- 酒造期 6:30~17:30 休憩時間 105分(朝30分、昼60分、夕15分)
※出勤日はシフト制
※麹の状況により麹係又は交代制で 7:30~18:30 の場合あり。
※酒造期の勤務時間は残業を含むおおよその時間です。
休暇・休日
- 通常期 週休2日以上(シフト制)※要相談:交代でまとめて1週間以上の休み取得も可能
- 酒造期 週休1~2日(シフト制)
- ※1月1日、2日、3日の期間は休日となります。
吉野というこの場所だからこそできる、唯一無二の酒を醸しております。米の旨みと酸味が特徴のお酒と自然な甘味の甘酒を製造し、お客様に届けています。
ものを作ったり、発酵に興味のある方、一緒に造ったものを広めていきませんか?
酵母菌を添加せず、伝統製法や木桶仕込みなどで醸しておりますので、時間と手間暇がかかる酒造りですが、出来たお酒にお客様が今までにない驚きやおいしさを発見いただける瞬間は造り手冥利に尽きます。
奈良吉野は、山紫水明で歴史の深い土地で、桜の名所の吉野山まで近い場所にあります。冬期の酒造期は忙しいですが、夏期には休みも増えますので、休みの日などは観光や登山に出かけるスタッフもおります。
ご興味のある方は、酒蔵に直接、お電話または下記フォームよりお問合せ下さい。
作業や商品、吉野の風景などを詳しくご覧になりたい方は、SNSまたはホームページのギャラリーをご参照ください。