• 2022年6月22日
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“蔵王桜”というお酒 《限定出荷のご案内》

蔵王桜(ざおうざくら)は、弊蔵の中では最も現代的な製法で造られたお酒です。
酵母無添加の個性を活かしながらも、サーマルタンクによる醪温度の制御を行って醸すことで比較的安定した香味バランスのよい酒質が特徴です。

このたび、本数限定の生酒を販売開始いたします。低温熟成を進めることで味わい深い生酒となり、キリリと冷やしても上品な香味と共に豊かな味わいも口中に広がります。
是非、“花巴”とはまた違ったおいしさをお試しいただければ幸いです。

“蔵王桜(ざおうざくら)” 銘柄の由来

奈良吉野地方は古代より聖域とされ、1300年の修験道の歴史があります。その開祖 役の行者(えんのぎょうじゃ)が建立したと伝わる蔵王堂(国宝)には、秘仏金剛蔵王大権現が安置されており、吉野山の桜の木は、役の行者が金剛蔵王権現の姿を山桜の木に刻みお祀りしたことから、のちに信者たちにより献木として1本1本と植え続けられたことで現代の桜の名所として有名な吉野山となった歴史が御座います。
このお酒は、蔵王権現のように多くの方に慕われる地酒にしたいという想いから「蔵王桜」と名付け、歴史の流れに想いを馳せながら地域農業と共に育てる酒として吉野の地で醸しております。